技の暗記・電飾(詩2編)
技の暗記
発電所に、雪が降っている
たくさん名刺が並ぶ
tenderという単語、若いやつが書いたのはヘタクソだが
年寄りが書いたのは価値がない
どうなってるんだ?
頭の中にあるものが一番大きい
僕は枠を設定する
・それは概念上の枠で・その中でエクセター大学が・留学生を繁茂させている
環境についていけないポケモンが
使えなくなったわざマシンを温めている
4つのわざは、全て脱北を始めている
僕はそれを暗記する
おもしろい遊びがあって、ルールに従っている
今はまだ生まれていないが
馬
いつか僕の命を奪いにくる
磁気が含まれて、定番化する
誰もが始まりになることを主張するものの、それは何らの帰結でもない
僕は暗記する
発達しすぎた部位を・終盤のことを・書け・と
哄笑される
思っている
空論と一緒になって、回る独楽の音楽
もうはじまっている同族嫌悪、だらだら長くなって
読者にとって苦痛かもしれない
ことを反省している
忍術を学ぶ
さて
ガチャピンとムックが記憶の中で喧嘩をしている
詳細なレポートだったが
いかがでしたか?
その気になれば一行で書ける
電飾
電飾があるから
四季はあつまってくる
バスから
聖職者が降りてくる
僕はうっとりして
詩は長い
(2019年6月24日)